急変対応の“モヤモヤ”を、実践で言語化。<br>急性期ケア協会初の少人数制シミュレーション研修を開催しました。 | お知らせ・急性期ケアコラム | 一般社団法人日本急性期ケア協会

急変対応の“モヤモヤ”を実践で言語化
急性期ケア協会初の少人数制シミュレーション研修を開催しました

2026.5.28 協会情報

目次

2026年5月9日、急性期ケア協会では初開催となる実地型研修「急変対応シミュレーション研修」を開催しました。

会場は兵庫県神戸市。看護師、介護士など、急変対応や報告の仕方など不安を抱える医療介護職11名が参加しました。

 

今回の研修は、単なる知識習得ではなく

・第一印象で緊急度を判断する力

・体系的にアセスメントする力

・医師へ適切に報告する力

を“実践形式”で学ぶことを目的として実施されました。

 

少人数だからこそできた「その場で聞ける学び」

今回の研修は、1回あたり10~12名限定の少人数制。

参加者からは、

「普段感じている些細な疑問点やアセスメント、医師への伝え方も聞くことができた」

という声もあり、現場で抱えていた“言語化できない不安”を直接相談できる環境となりました。

急変対応は、マニュアル通りに進まない場面も少なくありません。

だからこそ今回の研修では、単なる知識ではなく

「なぜそう考えるのか」

「どこを見るのか」

「どう報告するのか」

まで含めて、実践的に学べる構成となりました。

病院・在宅・施設それぞれの現場を想定したシミュレーション

研修では、

・体系的アプローチ

・I-SBAR-Cを活用した報告方法

・症状別シミュレーション

を実施。

さらに今回は、

・病院バージョン

・在宅/施設バージョン

にシーンをそれぞれ分けて行われました。

 

参加者からは、

「在宅でも活かせる体系的アプローチが本当に参考になった」

「CRTの見方や意識レベル評価、qSOFAなど、明日から実践したい内容ばかりだった」

という声も寄せられました。

 

病院だけではなく、在宅・施設でも急変対応力が求められる今、“現場に合わせた判断”を学べる機会となりました。

「報告が苦手」を変える、I-SBAR-C実践

急変のみならず多くの医療者が悩むのが、「何を、どの順番で、どう伝えるか」です。

今回の研修では、I-SBAR-Cを用いた報告を実践形式でトレーニング。

 

参加者からは、

「事例に沿って体系的にアセスメントができ、報告の仕方を学べてよかった」

「I-SBAR-Cを実践できてよかった」

という声がありました。

 

“知っている”ではなく、“現場で使える”へ。

実際に声に出しながら学ぶことで、現場での再現性につながる時間となりました。

学びだけでなない、職種を超えた交流

「最近はオンラインばかりだったので、実際に会って交流ができたのがよかった」

「会って話せたことで、明日からの活力になった」

という声もありました。

 

急性期ケア協会としても、単なる“講義”ではなく、

「現場で悩む医療者同士がつながれる場」

を大切にしたいと考えています。

今後も“現場で使える急変対応”を実践形式で

今回の研修では、

・急変時の初期対応

・アセスメントの組立

・医師への報告

など多くの現場課題に対して、実践形式で学ぶ機会となりました。

 

参加者からは

「日頃のモヤモヤが細かく聞けて、不安がやわらいだ」

という声もあり、“知識不足”ではなく“整理できていなかった不安”に気づく時間にもなりました。

 

急性期ケア協会では、今後も医療介護職が「明日から現場で使える」学びを提供してまいります。